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東京都民のお葬式事情とは?気になる問題点を解説


東京は日本の人口の1割強が集まっています。人が多ければ、比例して死の数も多いのも当然です。そのため、東京のお葬式や東京の火葬場、お墓事情は、地方では考えにくい点が見受けられます。


とくにメモリアルダイヤモンドなどで行う手元供養は、昨今よく知られるようになりました。そこで、葬式の予約や火葬費用相場など詳細点を含め、東京の葬祭についてみていきましょう。


東京都民のお葬式に関する悩み

東京は地方出身者が多く、地域や寺院との繋がりが希薄です。そうした背景から東京の葬祭の特色として、東京でお葬式を開く場合は葬儀社に連絡し、寺院を紹介してもらいます。また、東京の火葬場事情も地方とは大きく異なります。

東京の火葬場

東京の火葬場は23区内に9か所、23区外に16か所あります。現状都民数に比べ東京の火葬場は少ないため、東京の火葬場の建設は取り組まれているものの、住民の反対や土地の確保などでスムーズに進んでいません。

そのため、東京の火葬場では、告別式やお葬式に適さない友引の日にも火葬が行われます。一般的に告別式やお葬式は昼間に執り行われますが、東京の火葬場では告別式やお葬式の時間帯以外の早朝や夕方なども利用されています。

告別式やお葬式の時間帯に合わせようとする場合は、東京の火葬場予約の状況にもよりますが、1週間など待つようです。

東京の火葬場の予約状況

東京の火葬場の予約状況を調べると埋まっているため、先に東京の火葬場を予約し、葬式の予約をするといいでしょう。

東京の葬祭は、葬儀社が東京に葬儀場を持っていないため、東京の葬儀場を先に確保してから、葬儀社選びを行うことをオススメします。

東京の火葬場の価格が高い

東京の葬祭でもっとも珍しい点が、東京の火葬場運営です。通常は自治体が運営しており、東京の火葬場は23区内の9か所のうち、7か所は民営。2社の民間企業が東京の火葬場を運営しているのです。

民営の東京の火葬場の費用相場は、大部屋で59,000円から75,000円。23区内の公営の東京の火葬場でも40,000円からです。23区外の東京の火葬場は公営で、0円から10,000円程度。 ただし、公営の東京の火葬場は、地域住民以外の利用では、火葬費用相場がアップします。民営の東京の火葬場では、地域住民以外の利用に関して火葬費用相場の変動はないため、誰でも利用できます。


東京の葬祭における主な形式

東京の葬祭の形式のほとんどは、東京の葬儀場にてお通夜、そして東京でのお葬式と告別式。東京の火葬場にて火葬、その後、東京の葬儀場に戻って、繰り上げ初七日や忌中払いの会食となります。 諸条件によっては、東京でのお葬式と告別式終了後、繰り上げ初七日の法要を行なってから、東京の火葬場に行くこともあります。

東京の葬祭における形式「お通夜」


(葬儀場の祭壇花)
(葬儀場の祭壇花)

お通夜は夜通しで故人を弔うものですが、東京の葬祭における仏式のお通夜は午後6時に僧侶の読経で通夜式が開始され、その後に僧侶の法話があり7時頃に終了。


一般の弔問客は、焼香後に会葬御礼を受け取り、故人を偲んで冥福を祈る通夜振る舞い所に向かいます。親族や身内は式が終わり次第、通夜振る舞いの会場へ。そして、午後9時には散会となります。東京のお葬式は東京の葬儀場で行われるため、東京の葬儀場の閉館時間が午後9時だからです。


また、東京の葬祭といえども地域によっては通夜振る舞いがないこともあり、その際は手土産を用意します。


東京に関係なく日本のお葬式は、お通夜は親族だけで、告別式はさまざまな方とともに盛大に執り行うケースが一般的です。東京の葬祭ではお通夜に一般の方が多数参列し、告別式やお葬式は親族を中心に執り行う傾向にあります。


東京の葬祭における形式「お葬式・告別式」


お葬式は故人の弔いの儀式で、告別式はお葬式とは違って故人とお別れする式です。通常、告別式とお葬式は区切りるため、現在では、告別式とお葬式を区切らずに一貫して1時間内で営まれることが多くなっています。


(彼岸花:情熱・独立・再会・あきらめ・悲しい思い出・想うはあなた一人・また会う日を楽しみに)
(彼岸花:情熱・独立・再会・あきらめ・悲しい思い出・想うはあなた一人・また会う日を楽しみに)

東京のお葬式・告別式は午前中に執り行われます。理由としては、東京の火葬場で焼骨し、初七日の法要までを1日で済ませることが望まれているからです。そのため、東京の火葬場では、人口と東京火葬場数の割合に加え、火葬希望時間の集中により東京の火葬場待ちの故人が増えているのです。


最近東京で注目される供養の方法

前述したように、東京には地方出身者が多く寺院などとの関係性の薄い人が多いことから、東京の葬祭は、東京の火葬場で火葬した後の骨に関しても地方と異なるケースが多々あります。

お墓や納骨堂に納骨

東京の火葬場で焼骨した遺骨は、すべて骨壷に納めて自宅供養。お墓を所持している場合、適切な時期が来たら、お墓に骨壷ごと納骨し、仏壇に写真や花などを飾って供養します。

ちなみに関西地方などでは、一定量だけのお骨を骨壷に入れます。骨壷は東京の骨壷より小さいサイズとなり、東京の火葬場で火葬した後の骨を入れた骨壺ではお墓の下のカロートにはいりません。そのため、遺骨を遺灰にしてサラシの袋に入れてお墓に納めます。

お葬式の費用とお墓を建てる費用は異なるため経済面での厳しさや、後継者不足でお墓を持てない、お墓があっても維持できない、お墓が遠方にあるなどから納骨堂へ遺骨を納める人も多数います。

手元供養

東京ではお墓を持っていない、お墓を持てない人も大勢おり、自宅や手元での供養が好まれています。自宅供養や手元供養は、こうしたお墓事情だけでなく、故人を身近に感じていたいという人にもぴったりで、空虚感や寂しさを緩和する助けになります。

遺骨のすべてを自宅で供養する自宅供養、遺骨の一部を手元で供養する手元供養があり、方法もさまざまです。

  • 骨壷

火葬した後の遺骨や遺灰を入れる骨壺は、手元供養の人気からデザイン性に富んだ骨壷や、遺骨の一部を入れるミニ骨壷などが登場し、インテリアとして骨壷を家の中に置くことが可能です。故人はいつでも家族と一緒にいられる安心感に包まれることでしょう。


  • 遺骨アクセサリー

遺骨アクセサリーとは、遺骨や遺灰を入れたネックレスや指輪、ブレスレット、ペンダントなどのことです。遺骨アクセサリーの一部に遺灰や遺骨を納める空洞があるタイプ、遺骨や遺灰を樹脂加工するタイプがあります。身につける手元供養として人気です。


故人を身近に感じられる手元供養である遺骨アクセサリーは、さまざま金属で作られているため、アレルギーがある方でも遺骨アクセサリーを身につけられる点が喜ばれています。遺骨アクセサリーの素材は金銀、プラチナ、チタン加工素材、ステンレスやガラス素材など種類が豊富です。遺骨アクセサリーを選ぶ際は、肌への負担も考慮するといいでしょう。


  • 遺骨ダイヤモンド

遺骨ダイヤモンドとは、遺骨から炭素を抽出し製作するダイヤモンドのことです。最も美しい手元供養と言われ、メモリアルダイヤモンドとして世界中で愛されています。


(ブリリアントカットのブルー遺骨ダイヤモンド)
(ブリリアントカットのブルー遺骨ダイヤモンド)

LONITÉでは、最高品質の遺骨ダイヤモンドを製作するべく、抽出炭素をほぼ100%にまで精製し、天然ダイヤモンド生成環境と同じ設定を施した装置で遺骨ダイヤモンドを生成させます。遺骨ダイヤモンドは故人の遺骨や遺灰、遺髪から作られるため、遺骨ダイヤモンドを故人そのものとみなされ、遺骨ダイヤモンドを形見として作る方も多いです。


また、遺骨ダイヤモンドは、遺骨ジュエリーに加工し、ネックレスやリングなどで身につけられます。遺骨ダイヤモンドで作る遺骨ジュエリーは、遺灰を保管できる遺骨アクセサリーとは違って、故人がメモリアルダイヤモンドとして生まれ変わった状態を遺骨ジュエリーにします。そのため、遺族としては格別な遺骨ジュエリーになるのです。


ちなみに遺骨ダイヤモンドの費用は、葬式費用相場より格安ですから、手軽にメモリアルダイヤモンドとして手にできます。


(ペアカットの遺骨ダイヤモンドからカストマイズされた遺骨ダイヤモンドエンゲージリング)
(ペアカットの遺骨ダイヤモンドからカストマイズされた遺骨ダイヤモンドエンゲージリング)

まとめ

東京の葬祭は珍しいと言われています。人口の割に東京の火葬場が少ない点、23区内では民営が運営、1日で初七日法要まで営まれることから火葬費用相場が高く、東京の火葬場待ちの故人も出ている。


また近年、寺院などのつながりが薄いために、火葬した後の骨を手元で供養する人が増え、遺骨ダイヤモンドや遺骨ジュエリーでの手元供養が人気になりつつあります。

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