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紛争ダイヤモンドの問題を解決するエシカルな合成ダイヤを紹介



まばゆく輝きに満ちた宝石、ダイヤモンド。その美しさの裏で、天然ダイヤモンドに関わる紛争がアフリカ各地で行われていることをご存知でしょうか?


最近では、天然ダイヤモンドを取り巻く問題をなくそうと、エシカルなダイヤモンドが増えてきました。


そこで今回は、紛争ダイヤモンド、天然ダイヤモンドが抱える問題、エシカルな合成ダイヤモンドについてお伝えします。


これからダイヤモンドの指輪ダイヤモンドのネックレスの購入を検討されている方は、ぜひ最後まで目を通して頂き、後悔しない商品選びをしてくださいね。



紛争ダイヤモンドとは



紛争ダイヤモンドとは、反政府軍が武器調達の資金源を目的として取引し、売買するダイヤモンドの原石のことです。アフリカの多くの国では、いまだに内戦が続いています。その原因のひとつが、紛争ダイヤモンドなのです。


反政府軍は劣悪な環境の中で、子供から大人まで地元住民たちを強制的に働かせ、採掘した原石を輸出してきました。これによって、さらに紛争が長期化する問題が発生。そして、2002年には会合が開かれ、紛争ダイヤモンドを減らすためにキンバリープロセスと呼ばれる国際協定が採択されました。


キンバリープロセスは、輸出されるダイヤモンドの原石が、紛争に関わりがないことを証明するための制度です。原石の原産地証明書を義務づけるなど、紛争を減らすための取り組みが行われています。


ただし、キンバリープロセスには多くの問題点が残されています。まず、キンバリープロセスが適用されるのは、ダイヤモンドの原石のみが対象ということ。そして、資金源が紛争に関連している場合に限ることです。キンバリープロセスでは、労働の問題や環境破壊など、その他の問題を解決することはできません。


さらに、キンバリープロセスの対象は、反政府軍が関与しているダイヤモンドです。そのため、原石が紛争に関わっていたとしても、政府軍や警察によるものであれば、紛争ダイヤモンドとは認定されないのです。



天然ダイヤモンドが抱える問題


天然ダイヤモンドが抱える問題は、紛争の長期化だけではありません。原石を採掘するために低賃金や無償の労働、児童労働などが問題視されています。


採掘者たちは休みなしで働かされ、危険な場所で作業を行うのです。そのため、採掘場では子供が転落したり、負傷したり、はたまた死亡する事故も起こっています。命の危険がある鉱山での児童労働。これは、類を見ないほど最悪の労働だと言われています。


また、天然ダイヤモンドは、環境の問題を深刻化させる原因のひとつです。原石を採掘するのに大量の土を掘るため、環境破壊も懸念されています。1カラットの原石を採掘するのに、何万トンもの土を掘る必要があるそうです。

採掘された後の穴は、かなりの資金が必要なこともあり、そのまま放置される、土壌が汚染される危険性もあります。さらに採掘時に排出される二酸化炭素も、環境破壊を進ませる大きな要因です。



エシカルなラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)とは?




ここから、「ラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)」についてご紹介します。


ラボグロウンダイヤモンドとは


さまざまな天然ダイヤモンドの問題を考慮して、ラボグロウンダイヤモンドというダイヤモンドが注目を集めています。ラボグロウンダイヤモンドとは「合成ダイヤモンド」とも呼ばれ、人工的に作られたダイヤモンドのことです。



このラボグロウンダイヤモンド、聞き慣れない方も多いでしょう。アメリカでは、一般的に合成ダイヤモンドのことをラボグロウンダイヤモンドと表記します。そもそも合成ダイヤモンドとは言いません。なぜなら英語で合成ダイヤモンドと表すと、別の成分が混合されたものだと勘違いされる可能性があるからです。


ラボグロウンダイヤモンドがエシカルな理由


ラボグロウンダイヤモンド・合成ダイヤモンドは、「エシカルダイヤモンド」とも言われています。エシカルダイヤモンドとは、自然環境・社会・人権を配慮し、かつ紛争や強制労働、児童労働、搾取などに関与していないダイヤモンドのことです。


ラボグロウンダイヤモンドがエシカルだと言える理由は、まず、紛争の資金調達のために作製されるものではないから。鉱山で採掘する必要がなく、労働環境も整った状態です。当然ながら児童労働もありません。このように、エシカルな労働条件を提供できるのが、合成ダイヤモンドの魅力なのです。


さらに合成ダイヤモンドであれば、天然ダイヤモンドのように環境を大きく破壊せずに済みます。エシカルなラボグロウンダイヤモンドは、まさに持続可能な社会に適したダイヤモンドと言えるでしょう。



エシカルダイヤモンドとコンフリクトフリーダイヤモンドの違い


エシカルダイヤモンドと混合されやすい「コンフリクトフリーダイヤモンド」ですが、その違いをご存知でしょうか?


「コンフリクトフリーダイヤモンド」とは、紛争の資金調達を目的としたダイヤモンドではないことを指します。つまり、コンフリクトフリーダイヤモンドは、紛争以外の労働や環境の問題はクリアしていない可能性があり、エシカルダイヤモンドとは別物です。


先ほどご紹介した、キンバリープロセスの条件に満たしているものがコンフリクトフリーダイヤモンドです。コンフリクトフリーダイヤモンドを定める規約のキンバリープロセスでは、原石のみを対象とします。そのため、加工後に紛争の資金調達されているケースもあるのです。


たとえコンフリクトフリーダイヤモンドの条件を満たしていても、エシカルダイヤモンドのような安心感は得られにくいでしょう。

また、メーカーによっては、コンフリクトフリーダイヤモンドのことをエシカルダイヤモンドと表記するケースもあります。ダイヤモンドの歴史的背景を気にされる方は、事前にコンフリクトフリーダイヤモンドではないかを確認しましょう。


一方、合成ダイヤモンドは、コンフリクトフリーダイヤモンドではなく、正真正銘のエシカルダイヤモンドなので、安心して指輪を身につけられますね。



遺灰から作るエシカルな合成ダイヤモンド


エシカルな合成ダイヤモンドとして、じわじわと人気が高まっているのが、遺灰から作るダイヤモンドです。実は、故人の遺灰や遺骨、髪の毛からも、天然ダイヤモンドと同じ構成要素である炭素を抽出できるのです。


一般的に、高温高圧法を用いて作られる遺灰を使ったダイヤモンド。遺灰ダイヤモンドを使った指輪やネックレスなど、ジュエリー加工も可能です。天然ダイヤモンドの価格は毎年上昇すると言われています。それに比べて、合成ダイヤモンドの価格はお手頃です。


LONITÉの場合、合成ダイヤモンドの最低価格は28万5,000円です。しかし、指輪などのジュエリーにするときは、価格が高くなるのでコンシェルジュに相談するといいでしょう。


遺灰で作るダイヤモンドの指輪は、価格も魅力的ですが、故人とのつながりを感じられるのが最大の魅力ではないでしょうか。そんな特別なものだからこそ、エシカルな合成ダイヤモンドを選びたいものですね。



まとめ


今回は、紛争ダイヤモンドとエシカルな合成ダイヤモンドについて、それぞれ詳しくご紹介しました。


高価で光り輝くダイヤモンドの裏に、何とも悲しいストーリーがあることを知っていただけたと思います。紛争の問題を緩和させるキンバリープロセスにも、まだまだ問題が山積みされている状態です。


これからダイヤモンドを購入される方は、人・環境・社会、すべてにおいて優しいエシカルなものを選んではいかがでしょうか?

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